森博嗣「ジグβは神ですか」Jig β Knows Heaven

知らぬ間にリリースされていた、森博嗣ジグβは神ですか」Jig β Knows Heaven

ふらっと寄った新書コーナーで、悪の教典か・・・よみたいな・・・、β、ぶ厚すぎやろ、、、
!? β !?
とそこで気づいた「ジグβは神ですか」。ベータでかすぎやろ。
そしてオビのあおりには天才博士の文字が!!

ページをめくると登場人物に瀬在丸紅子が。ん、天才博士って紅子さん?まがたのしきちゃんじゃないの?
とういか加部谷達の肩書きが学生じゃ無くなっているし。

プロローグからすると卒業して数年というところらしい。
水野涼子と椙田の会話、ああ、椙田は保呂草で確定。水野涼子は赤柳だが・・・。

加部谷、雨宮、山吹がそろって、ある種閉鎖空間といえる宗教絡みの施設であの頃のような会話がなされる。で、水野が合流すれば、やっぱり起こる事件。
そして辿ると、真賀田四季の影、そっくりな人形、そっくりな人物ジェーン・島本。
まさか本当に四季!?有限と微少のパンでも四季の実体が現れたことがあるのでもしかすると本物か!?
と久しぶり登場の瀬在丸紅子が赴き鑑定するも偽物と判明。
最後は、首謀者重久が真賀田四季らしき人物と邂逅。下の海岸の掃除をお願い、おいおい。


あいわからず要領を得ない事件。最後らへんに、紅子が真賀田四季が人類全体を再構築しようとしており、あと80年かかるという。ミステリというより四季サーガの読み物?!現在から女王シリーズの世界に向かう道程なのか。
今回の発刊には実時間軸経過に併せて4年後発刊というが、Gシリーズの最終発刊は80年後とかないよね、よね!?


さて。水野は誰なのか・・・、保呂草が旧知でキミそんなキャラだったっけと言わしめ、佐々木睦子が旧知で女であること見抜き、瀬在丸紅子も少し考えればわかる。
しこさんとの説もあるけど、水野が「ええ、若い時に、お会いしたことがあるのです。知り合いというほどではありません」とは、しこさんだとするとちょっとひっかかる。警察相手にホントのこという必要は無いから、というのもあるが。涼子という名前に保呂草が食い付いていたのはなんでなのか。

次回はいつなのか。楽しみに生きていよう。


Jig β Knows Heaven


ジグβは神ですか (講談社ノベルス)

ジグβは神ですか (講談社ノベルス)